予防・治療に関する知識
生活習慣病の予防・治療に関する知識を紹介していきます。生活習慣病を予防・治療するためには、普段の生活習慣を正す必要があります。バランスの取れた食事と、適度な運動が必要です。食事については栄養素だけではなく「早食いをしない」「朝食を抜かない」などの食習慣も重要です。国としても、生活習慣病患者を減らすために特定健診・特定保健指導を実施しています。もし、特定健診で生活習慣病の疑いがあると判断された場合は、特定保健指導の内容に沿って生活習慣の改善に努めなければなりません。
-
生活習慣の改善
生活習慣病の予防・治療で最も重要なのは生活習慣の改善です。薬による治療も行いますが、それと同時に普段の生活習慣を正さなければ一向に状態は回復しません。まず大切なのは、正しい食習慣を身につけることです。野菜をしっかり摂り、塩分は控えてください。外食が多い人は特に注意すべきポイントです。また、大量の飲酒やタバコも身体に悪いです。食生活の改善と同時に、運動することも忘れないでください。無理のない範囲で、適度な運動習慣を身につける工夫が必要です。
詳細はこちら -
特定健診・特定保健指導
生活習慣病の予防・早期発見を目的に実施しているのが特定健診・特定保健指導です。生活習慣病が原因で死亡する人が増加したことから、平成20年度に制度化されました。特定健診は「メタボ健診」とも呼ばれています。メタボリックシンドロームは生活習慣病を引き起こす最大の要因となるため、「質問票の記入」「身体測定」「血圧測定」「理学的検査」「検尿」「血液検査」など、あらゆる検査を行い数値を測定します。検査結果の内容に応じ、特定保健指導を実施していきます。
詳細はこちら